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What's First Film

株式会社VARIEが運営するブライダル事業のBtoC向け映像・写真ブランド。それがFirst Filmです。設立当初からの目的は、時代の変化に合わせた形にブライダル業界を変えていくこと、お客様が適正な価格で高い価値の商品やサービスを購入できるようにすることです。これからの時代に必要なことは、ただ映像や写真の技術を高めることではなく、同時にITの最大活用やブランディング、マーケティングも実行していかなければなりません。私たちは創業以来7年間、常にその分野を研究し、取り込んできました。より多くのスキルを身につけて組み合わせた方が、有利になると思ったからです。特に何も取柄のないフリーランスのビデオカメラマンだった時代から、会社を設立して今に至るまでの間、様々なことがありましたが、7年連続で売上は伸びています。その経験や知識、実績は必ずフリーランスの方が活かせるノウハウとなると確信しています。

一人のフリーランスから始まり、チームを作り、会社設立に至るまで

今の世の中、フリーランスとして生計を立てて行くことは、それほど難しくはありません。実際ウェディングでもほとんどのフリーランスの方が食べていけてます。年老いた時にどうなるかという不安はありますが、それを気にしていてもキリがないです。しかし、病気や事故のリスク、AIなどの進化によって起こりうる仕事の価値の低下など、考えなければならないことはあります。そして、考えた先に選択肢として必ずたどり着く結論はチーム化・組織化です。ファーストフィルムという屋号で開業届を出し、程なくして私たちは3人でこの事業をスタートさせました。新郎新婦にとって不透明な部分をなくし、納得できる金額で、高い価値のある結婚式ができるようにこの業界を変えていくこと。それを目標に掲げ、既存の事業者が目を向けてない市場を選択しました。インターネットで自分たちで集客することによって新郎新婦は適正な価格でサービスを受けることができるし、私たちも安売りすることなく、納得できる形で販売できます。

2011年、右も左も分からずにスタートしたFirst Filmが、まず初めにやったことは、アンケートでした。いくつか友人の結婚式でサンプルを作っては知人に対してひたすらアンケートを取り続け、どんな内容の映像が一番感動するのか、玄人ではなく初見の人が見ていて飽きないのかを研究しました。そして、次に手を付けたことがインターネットの勉強でした。どんな仕組みで何がメリットでどこがデメリットなのか、それを知らなければ何も動けません。どんなに商品やサービスが良くとも、誰にも知られなければ誰にも買われないので、マーケティングの研究を始めました。どうしたら多くのお客様に自分たちのことを知ってもらうことができるのかを学び続けました。結婚式場からの仕事がなければ成り立たないという先入観を捨てて、お客様が不要なコストを払わないで済む仕組みを構築するためには、インターネットを活用したマーケティング以外に道はありません。少なくとも当時の私たちはそう思っていましたし、今でもその結論に変わりはありません。競合調査を徹底し、他が真似できない要素を複数作り上げて障壁を作り、独自のこだわりのポイントを言語化して差別化を図り、インターネットを活用してマーケティングを実行していけば、必ず上手くいくと信じていましたし、実際に結果が出ました。

メディア掲載

専門誌や雑誌の掲載、テレビ番組の出演や紹介などは意図的にしていたわけではありませんが、自然と向こうから声がかかるようになりました。その原因はやはりウェブサイトに力を入れていたからです。当時からブログは毎日のように更新していましたし、Facebookも毎日投稿していましたので10000いいねという数字も達成できました。まだその時はInstagramはなかったのですが、それでも毎日複数のお問い合わせをいただけるようになりました。正しいやり方をちゃんと学んで、継続して実行することが出来れば成果が出ることを改めて痛感したので、今でも新しいチャレンジをする時に活かされています。

年に一度は必ず新しいチャレンジをする

創業時からずっと守り続けていること、それは一年間の中で、最低でも一回はチャレンジするということ。1年目はFirst Filmのブランドサイト作りと集客、2年目はインターネットからの集客を安定させて脱孫請けを達成させる、3年目は株式会社VARIEの設立、4年目はランディングページ作り、5年目はリブランディング、6年目はコミュニティ運営、7年目は写真事業の一部内製化、そして今年はウェディングのメディアの構築です。結婚式場との提携も毎年増えていますが、そのモデルで事業を伸ばしてもたどり着く壁は見えています。自分たちにしか出来ないことをどれだけ生み出せるか、それを今ある事業とどう連携させていき、利益もありつつ楽しい環境にするかをいつも考えています。全ては最初に打ち立てた「業界改革」が目的なので、全ての事業はそのための手段となっています。

たくさんの人達に支えられてきたから今がある

ウェディング業界に入ったのはアルバイトとして。内勤の編集スタッフから始まり、エンドロールの編集を覚え、映像撮影を覚えました。業界のことも教えていただき、映像のことも教えていただきました。その後フリーランスとしての活動中も、様々な人と出会い、よりレベルの高いことや、他業種のこと、業界構造のことを教わりました。会社設立後は他業界の現状や経営理論、財務などを役員から教わり、今はスタッフの大切さや会社の在り方を社員から教わっています。First Filmは私一人の力でここまでやってこれたわけではありません。本当にたくさんの人達に恵まれてきました。お手伝いいただいているスタッフの皆さんはじめ、フリーランスの皆さん、取引先の方々、そして、ずっとアドバイスをして下さる諸先輩方のおかげです。創業当時に知り合った方々の大半は、今各分野の最前線でご活躍されています。そんな方々にたくさんのことを教えてもらえる環境にいたことを強く誇りに思っています。

失敗の積み重ねで今がある

どれだけ頑張って学んでも、どれだけ行動しても失敗しない人なんていないわけですが、私たちもたくさんの失敗を積み重ねてきました。「失敗した」という言葉は、言い換えれば「この方法では上手くいかないことを知った」ということです。要するにたくさんのことを実行してどんどん失敗していったから、経験が増えて成長しているのだと思っています。2011年、開業届を出した年。記念すべき最初の年の売上はわずか100万円弱でした。危機感を抱いて努力したつもりの2年目も300万円弱でした。マーケティング、ブランディング、広告や技術向上など、頑張ってもなかなか上手くいかない焦りや、プレッシャーに押し潰されそうになりながら、何とか3年目で会社設立に至り、そこから先の4年は急上昇することができましたが、最初の3年間はものすごく大変だったのを今でも忘れません。しかし、それがあったから今があるし、今に至るまでに得たノウハウは包み隠さず広めていくことは必要なことだと思っています。今のフリーランスの方が同じ失敗を繰り返す必要は全くありませんし、時間が勿体無いです。あの時もしも、私たちと同じ経験をしていた先駆者の方がいて、そのノウハウを吸収することが出来れば、きっともっと早く今の状態になっていたことでしょう。だからこそ、今回のFareeという取り組みには意味があるのです。