フリーランスは信用がない状態から始まる。まずは信用を上げよう!

ウェディング業界でフリーランスになって生きていくことは、今の状況ならとても簡単です。どこも人手不足で、仕事のほうが余っているからどこからでも仕事をもらうことはできます。ウェディングは閑散期と繁忙期がはっきりしている季節変動型のビジネスなので、閑散期に固定費を増やしたくない企業側としても、フリーランスは忙しい時だけ手伝ってもらえるので、利点が大きいのです。しかし、簡単に誰でもなれるものだからこそ、希少性はなくなり、価値も低下します。多くのフリーランスに埋もれている状態では、当然信用もありません。その他大勢に埋もれているのに、自分だけ信用されるわけがないのです。

信用がないってそもそもどういうこと?

「信用がない状態」というのはどういうことなのか。簡単に言えば、友人関係と一緒です。時間を守れない、約束は破る、口だけ達者、自己管理ができない、陰口を言うなど、友人関係でもこのような人は信用できないと思います。仕事でも一緒で、打ち合わせや現場に遅刻してくる、納期は守れない、言うことはいつも立派だけど行動が伴ってない、言い訳や愚痴が多い、すぐに他人のせいにするなど、皆さんの周りにも何人かこんな人がいるのではないでしょうか?こんな人とは当然仕事を一緒にしたくないし、企業からしたらただのリスクでしかありません。そして、ウェディングでは残念ながらこのようなフリーランスが多く、企業としてもフリーランスは信用していないところも多いのです。

フリーランスの社会的信用度は低い

例えば結婚式当日の現場にいる状態で、他のクライアントから緊急の案件が入った時には、身体が一つしかないフリーランスは対応できません。また、事故や病気で倒れてしまったときも仕事ができなくなってしまうので、仕事をお願いする側からしたら心配になるのは無理のないことです。さらに安定した収入を獲得し続けることが難しいということで、ローンや借り入れが出来なかったり、金利が高くなることもあります。社会的認知は数年前に比べて遥かに浸透してきている「フリーランス」という働き方ですが、現実はまだまだ信用がない状態なのです。

信用は自分が先

信用はまず先に自分からです。信用があるから新郎新婦や企業に依頼されるし、助けてくれる仲間が集まります。会社員であれば、信用があるからよりレベルの高い仕事をもらえて、権限と責任の幅が広がり自由度が増していき、結果給料も上がります。先に相手に信用を求めても何も始まりません。

フリーランスが信用を上げるにはどうすればいいの?

フリーランスが信用を上げるためには小さいことから大きいことまでたくさん方法があります。思いつく限りの方法を今回は紹介していきます。

まずは実績が重要、どんなに大きいことを言っても実績のない人間は信用されない

何はともあれ実績が重要です。どんな企業と仕事をしてきたかを表す取引実績、どれだけ多くのメディアに取り上げられたかのメディア掲載実績、今まで何組の新郎新婦と関わってきたかなど、実績は信用されるために必要不可欠な要素です。

取引実績

例えばよく他業界のWEBサイトなどを見ると、どんな企業がこのサービスを利用しているかが大きく出ているサイトがよくあります。YAHOOだったりサイバーエージェントだったり、大手企業を大きく打ち出すことで、無名のサービスでも信用が上がり、購入に繋がるからです。ウェディングで言えば、上場している企業名ですが、フリーランスで上場企業と提携したり、取引するのは現実的ではないので、インターネット上で有名な企業やチーム、Instagram上で名が知られているチームなどと仕事をして、それを打ち出す戦略が考えられます。

メディア掲載実績

ウェディング業界で一番有名なのは依然リクルートさんのゼクシィです。その他にもTV出演の実績であったり、メディアサイトのブログの一部だったり、インタビューを受けた企業だったりと、いろいろあると思います。メディア掲載実績は絶対にないよりあった方が信用が上がるので、もし実績がある人は、WEBサイトの目立つところに配置するようにしましょう!

これまでの新郎新婦との実績

フォトグラファーであれば過去〇〇組撮影した実績、ヘアメイクなら〇〇組担当した実績など、これまでどれだけの数を経験したかをアピールします。また、◯年経験という経験年月を載せるのも一定の信用に繋がります。もちろんそれが全て技術の裏付けにはなりませんが、信用を上げるという意味で効果があるということです。

商品・サービスが作られた経緯や想い、過程を見せる

どんなきっかけでその商品やサービスを作ることにしたのか、どんな想いが込められているのか、どのように作られているのかを分かりやすく見せることも重要です。例えば職人が手作業で丁寧に作った靴の製造過程を見たら、こんなにこだわって丁寧に作っているのかと感動したりします。それも信用されるための一つの方法です。

SNSのフォロワー数も信用に繋がる

例えばInstagramのフォロワーが100人だった場合、WEBサイトに公開しない方が良い場合があります。信用の低下に繋がりかねないからです。逆に10000人だった場合は公開した方が効果があります。FacebookにしてもTwitterにしても同じです。一定の権威性がある状態は信用に繋がります。

お客様の声

WEBサイトに掲載するお客様の声は、今はそれほど見られなくなりましたが重要であることには変わりません。できるだけ信憑性の高い掲載の仕方を考えてみましょう。例えば「東京都 K様 11/2挙式」などより、「式場名 本名 挙式日 インタビュー動画」などであれば自作自演は不可能ですから信憑性は上がります。また実際にいただいた感謝のメールや手紙があれば必ず掲載するようにしましょう。

口コミ

Instagramやアメブロ、ゼクシィなどで紹介される口コミは最重要です。これによって売上が劇的に変わる可能性があります。普段から誠実に一生懸命お客様と接していれば、良い口コミは必ず起こります。そして、口コミは自分のWEBサイトでも紹介して、口コミ自体を認知してもらう活動をしていけば、相乗効果が起こります。

セミナーやワークショップを開催し、同業者からの支持を得る

技術セミナーやワークショップは、権威性を高める効果があります。ウェディング業界の人に向けたフェアや大きいイベントでセミナーなどができれば、新郎新婦から見ても安心感が生まれます。ビデオグラファーにもメーカーと組んでセミナーやワークショップを開催しているフリーランスの方もいます。ちゃんとWEBサイトに書いておけば、お客様からしたら一定の安心感を感じますし、信用に繋がります。

売上や所得を増やすことも信用になる

金融機関は勿論ですが、同業者や企業からしても売上や所得が高ければ信用の一つになります。年収が100万円のフリーランスよりも1000万円のフリーランスのほうが信用力は高くなります。セミナーやワークショップでも、実績として売上が高ければ高いほど信用に繋がり、人が集まりやすくなります。信用があるから売上や所得が増えるということもあるので、お金と信用は連動することを忘れないようにしましょう。

投稿者プロフィール

Kawakubo Masataka
Kawakubo Masataka
1985年生まれ33歳、東京都練馬区出身
日給1万円以下でアルバイトのビデオカメラマンとしてブライダル業界を経験し、結婚式場の販売価格と現場に払われる金額のあまりの差に疑問を持ち、一案件15000円〜40000円の下請け・孫請けの仕事で結婚式の現場に出ながらフリーランスとして活動を開始した。

25歳の時にFirst Filmというブランドで創業し、新郎新婦が自由な選択肢の中から好きなものを適正価格で選べるようになることを目指し、インターネットで直接選ばれる仕組みを構築。

売上は順調に伸び、2年後の27歳の時に株式会社VARIEを設立。写真や企業向け映像も事業として開始し、創業以来現在まで7年連続で売上最高値を記録。

現在は経営の他にも現場の撮影をしながら講師業やコンサルタントとして活動中。

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