ウェディングのフリーランスってみんなどれくらい収入があるの?

まず、一日の報酬がどれくらいかを考えてみましょう。仮に日当15000円だとして100日結婚式の現場の仕事を行えば150万円となります。平日は別の仕事(例えば前撮りなど)があり、月に10万円程度だとすれば12ヶ月で120万円、合計で270万円となります。恐らくウェディングの仕事だけで生計を立てている人なら最低一案件2万円ほどの報酬となるので、200万円+120万円で320万円となります。一案件3万円であれば、420万円です。

ウェディング業界以外のフリーランスの平均年収は?

正確な調査が行われているわけではありませんが、一般的には300〜400万円が一番多いと言われています。職業によっては平均がもっと多い業種もあるみたいですが、1000万円以上の年収のフリーランスはまだまだ少ないのが現状です。

ウェディング業界のフリーランスの平均年収は?

こちらも統計があるわけではないですが、恐らく他業種の平均よりも少し低いと思われます。根拠としては弱いのですが、先ほどの計算を元に考えます。各業種(ヘアメイク、フォトグラファー、MC、ビデオカメラマン)の求人情報(indeedを参照)を足して平均値を算出すると2万円に届いていないほどです。そうなると高くても320万円、安ければ250万円ほどになります。そうなると平均は250〜320万円ほどになります。

収入を上げるためにはどうしたらいいの?

フリーランスが収入を上げるためにまず頭に思いつくのは、当然技術を上げることですが、技術は自分の価値を上げるための手段の1つです。一番取り込まなければいけないことは、自分の付加価値をどうやって上げていくかということです。写真を撮れる人はたくさんいるし、ビデオが撮れる人もたくさんいます。しかし、和装の型付けができる人で撮影できる人、ビデオも写真も両方撮影できる人、メイクも写真もできる人などになると、人数は減ります。さらにマーケティングもブランディングもできる人となると、ほとんどいなくなります。誰でもできることで価値を最大にするのはすごく難しいです。でも組み合わせで一番になることはそこまで難易度が高いものではありません。たくさんの知識を身につけて、実践して経験を積み重ねていくことが、付加価値を上げるコツです。

どのくらいの収入があれば安心なの?

今後のことを考えると、世帯年収で1000万円は必要だと思います。フリーランスの年商で1000万円ほどあれば、共働きで収入も1000万円は超えるでしょう。なぜそこが基準なのか、その根拠は以下の通りです。

これから税金はますます増えて、政府が当てにならない時代になる

皆さんもご存知の通り、消費税はほぼ確実に上がります。時期はどれだけ延期されるかはわかりませんが、遅かれ早かれです。年金もどうなるかわかりません。現時点でも私たちの世代の受給額は確実に減ると言われていますし、年金受給資格を持つ年齢もどんどん上がっています。将来の蓄えは自分たちで作り出すようにしなければ、リスクが高すぎるのです。

子育てにかかる費用は一人につき1500万円

私立か公立かで多少違いはあれど、このくらいは最低でもかかると言われています。もちろん家族旅行にも行くでしょうし、おもちゃを買ったり塾に行かせたり、お小遣いをあげたり、習い事をさせたりすると思います。その都度当然お金はかかってきます。

家を買う場合は4000〜6000万円、賃貸でも同じくらいの資金が必要

家賃10万円のところにあと50年住む計算をすると、1年間で120万円、50年だと6000万円かかります。家を買っても、長く住むとリフォームしなければならなかったりして費用はかかります。

生活費も7000万円以上はかかる

仮に月10万円の生活費で抑えたとしても60年で7200万円は必要です。普通はそんなに安くできないので15万円〜20万円は最低でもかかるでしょう。そうすれば、1億円以上は必要になります。

今後、普通の生活を送るためには、最低でも2億円は必要になる

そうなれば今30歳だとして30年働けるとしたら年間で700万円は稼がなければなりません。しかも税引き後で700万円です。不自由ない生活水準で暮らすなら3億円近く必要となり、年間1000万円は必要となります。もちろんAIの進化などにより働ける年齢は上がるでしょうが、その分寿命も伸びます。今の世代は100歳以上まで生きると言われています。その分蓄えが増えます。

フリーランスの売上の目安はとりあえず1000万円を目指すべき

以上の理由により、独立してまず目指す売上は1000万円に設定すると、わかりやすくていいと思います。もちろん、それ以上稼ぎたいという人もいるでしょうからその人は自分の目標に向かっていくべきです。ただ、漠然としていて、目標を立てづらいと感じている人はこの目標を達成できるように頑張ってみましょう。

投稿者プロフィール

Kawakubo Masataka
Kawakubo Masataka
1985年生まれ33歳、東京都練馬区出身
日給1万円以下でアルバイトのビデオカメラマンとしてブライダル業界を経験し、結婚式場の販売価格と現場に払われる金額のあまりの差に疑問を持ち、一案件15000円〜40000円の下請け・孫請けの仕事で結婚式の現場に出ながらフリーランスとして活動を開始した。

25歳の時にFirst Filmというブランドで創業し、新郎新婦が自由な選択肢の中から好きなものを適正価格で選べるようになることを目指し、インターネットで直接選ばれる仕組みを構築。

売上は順調に伸び、2年後の27歳の時に株式会社VARIEを設立。写真や企業向け映像も事業として開始し、創業以来現在まで7年連続で売上最高値を記録。

現在は経営の他にも現場の撮影をしながら講師業やコンサルタントとして活動中。

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