下請け・孫請けの仕事の単価を上げるには??

下請けや孫請けの仕事でフリーランスが単価を上げるには、まずは契約内容の確認、次に相手の立場で物事を考える必要があります。

ウェディングのフリーランスの契約内容とは?

業種や会社によって当然契約内容は違いますが、基本的には結婚式当日に円滑に業務を遂行する責任があります。フォトグラファーやビデオカメラマンなら、撮り逃しのないように、撮影する義務や、データ保管の責任も生じると思います。また、現場に時間通りに到着する義務もフリーランス側にあります。交通手段の指定がある場合は、緊急時にそれ以外の手段を使った場合、交通費は会社が出してくれるときもあるかもしれませんが、基本的には指定はありません。さらに、時給ではないので、披露宴が延長した場合でも契約書に延長料の記載がない場合、報酬は変わらないのが普通です。また遠方に関しても、契約次第ですが、出張料や手当が必ずあるわけではありません。しかし、全てにおいてその仕事を請けるかどうかはフリーランスの自由ですし、事前に交渉する権利もあります。

自分は企業にとってどのくらい必要な人材なのか

自分が相手にとってどのくらい必要な人材なのか。代わりがいくらでもいる状態ならば、当然交渉しても上手くいきません。自分が企業にとって必要不可欠な価値を持っていれば、単価アップの交渉はそれほど難しくありません。あとはこの人にいなくなられるより、多少単価を上げても残ってもらった方が、その会社の利益やメリットになることを合理的に説明すれば、相手としては断る理由はありません。

一社依存になっていないか

取引先の分散は事業を営む上で、常識です。いくつかの取引先を持つことによって、仮に交渉に失敗しても仕事が減らないようなリスクヘッジが必要ですし、交渉する時も他にも仕事をくれるところがあるというのは有利に進める上で大事なことです。一社依存になるということは多くの売上をその一社に依存することですので、失えば打撃は大きいし、パワーバランスで大きく劣るため、その一社に対して強く交渉できなくなります。

日頃の自分の行いはどうか

例えば請求書は期日までにしっかりと出せているのか、納期は守れているか、現場に遅刻などしていないか、メールや電話の対応の早さはどうか、その会社のルールをしっかりと守っているかなどを考えた時、意外と出来ていない人がいます。クライアントにとって迷惑な行動を日頃からとっていると、信用は下がってしまいます。報酬の交渉をする時は、まず信用が大切となります。自分のことは意外と見られているものです。一生懸命な姿勢かどうかはこういったことからも判断されます。

まとめ

以上のことをしっかりと精査して、交渉に望めば、5,000〜10,000円くらいの単価アップはそれほど難しくはないかと思います。仮に失敗したとしてもデメリットはそれほど多くはないですし、やって損はない状態になるかと思います。当日の勉強会ではより詳細に単価アップのことを説明します。

投稿者プロフィール

Kawakubo Masataka
Kawakubo Masataka
1985年生まれ33歳、東京都練馬区出身
日給1万円以下でアルバイトのビデオカメラマンとしてブライダル業界を経験し、結婚式場の販売価格と現場に払われる金額のあまりの差に疑問を持ち、一案件15000円〜40000円の下請け・孫請けの仕事で結婚式の現場に出ながらフリーランスとして活動を開始した。

25歳の時にFirst Filmというブランドで創業し、新郎新婦が自由な選択肢の中から好きなものを適正価格で選べるようになることを目指し、インターネットで直接選ばれる仕組みを構築。

売上は順調に伸び、2年後の27歳の時に株式会社VARIEを設立。写真や企業向け映像も事業として開始し、創業以来現在まで7年連続で売上最高値を記録。

現在は経営の他にも現場の撮影をしながら講師業やコンサルタントとして活動中。

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