自力で集客できるようになったフリーランスが得られるメリット
集客できるようになることが大事だってことは分かるけど、具体的にどんなメリットがあるの?という方がいらっしゃると思います。そこで今回は集客できるようになると何がどう変わるのかをFirst Filmの実体験を元に説明します。
目次
何もしなくても仕事が勝手に来る状態になる
WEBを使った集客の仕組みを一度組み上げることができれば、毎日何もしなくてもお問い合わせがどんどん来るようになります。ブログを中心に築き上げることができればなおさら有利で、SNSも更新せずにいたとしてもGoogleからの検索で毎日相当なアクセスが来るので営業をする必要もなく、新郎新婦、結婚式場、その他企業などの案件が途切れることなくきます。現にFirst Filmは去年まで一度も営業を自分たちからしたことはありません。(※今年は一度だけチャレンジしてみました。)
価格設定が自由に決められる
WEBの世界では価格設定は自由に決めれます。フリーランスは身体が1つしかないので、こなせる案件の数に限りがあります。特に結婚式は土日祝日が基本で、平日はほとんどないので、売上を上げるためには単価を上げなければなりません。溢れるほどの集客があれば、価格を上げても注文が途切れることはありません。需要が溢れて供給が追いつかなくなればどんなものでも値上がりします。私たちも創業以来毎年値段が上がっていますが、勿論価値が伴っていなければいけないので、付加価値を常に意識しています。
入金日が複数できるので資金繰りに困らなくなる
孫請けの仕事だと基本的には毎月25日や月末に前月働いた分が入金されますが、直接新郎新婦から選ばれるようになれば、契約によりますが基本的には挙式日までに入金されます。上手く集客ができるようになれば毎日何かしらのお金が入金されるようになり、資金繰りがかなり楽になります。しかし、逆に毎日チェックしなければいけないので管理することは大変になります。私たちも毎日入金がある状態なので、チェックは大変です。
あらゆる交渉が有利になる
何もない状態だと、クライアントとの価格交渉などで当然不利になります。目先の利益欲しさにある程度不当な条件も飲まざるを得ないこともあるでしょう。しかし、別にその仕事がなくても他にいくらでもある状態であれば、安い仕事や理不尽な条件を飲む必要はなくなります。私たちも条件の合わない場合はすぐにお断りします。
仕事の内容を選べるようになる
フリーランスは生きるために、やりたくない仕事も請けなければならないときがあります。しかし、WEB集客の仕組みが整えば、好きな仕事以外は断ることができます。誰でもできる安い仕事や、自分の成長につながらないであろう仕事はやらないで、やってみたい仕事、スキルアップにつながる仕事を集中的に請けることで成長も他の人より早まります。
関わる人達のレベルが上がる
集客に成功し、ある程度ブランドの知名度が上がってくると、関わる人のレベルに変化があります。取引先やエンドユーザーの客層、同業者など普段から関わる人や企業のレベルが上がります。
集客するための第一歩は「自分には無理」と思わないこと
稀にフリーランスの方から「自分はインターネットとか弱いからWEB集客なんか無理です」という声が聞こえてきます。よく分からないことを1から学んで習得するのは確かに大変ですが、今フリーランスとしてやっている仕事も最初は同じだったはずです。よく分からないことだからこそ学ばなければいけないのです。
集客は簡単。なのにほとんどの人がうまくいっていないのはなぜか
集客でやることは簡単です。
・毎日SNSを更新する
・毎日のようにブログを更新する
・毎日勉強する
・十分な量の情報をWEBサイトに載せておく
・それを買うとどんな未来が待っているのかを視覚化させる
・他の人と何が違うかを明確にする
・商品やサービスの価格よりも価値が上回るようにする
物凄くざっくりと書くとこれだけです。テクニックは色々とあるにしても、当たり前のことを当たり前にやっていれば基本的には集客は誰でも簡単にできます。しかし、ほとんどの人がうまくいきません。答えは単純で、「楽なことしかやらないから」です。
ウェディング業界はまだまだWEBに疎い、今のうちがチャンス
結婚式場も、各カテゴリの業者も、フリーランスもまだまだWEBの有効活用ができていないのがウェディング業界です。今のうちにちゃんとした知識を身につけて実践できれば、圧倒的に他の企業やフリーランスよりも有利になります。技術を磨くことも確かに大切なことですが、それだけにとらわれず、他の人が目をつけていないWEBマーケティングを身につけておくと、必ず今後役に立つ時が来ます。
1985年生まれ33歳、東京都練馬区出身
日給1万円以下でアルバイトのビデオカメラマンとしてブライダル業界を経験し、結婚式場の販売価格と現場に払われる金額のあまりの差に疑問を持ち、一案件15000円〜40000円の下請け・孫請けの仕事で結婚式の現場に出ながらフリーランスとして活動を開始した。
25歳の時にFirst Filmというブランドで創業し、新郎新婦が自由な選択肢の中から好きなものを適正価格で選べるようになることを目指し、インターネットで直接選ばれる仕組みを構築。
売上は順調に伸び、2年後の27歳の時に株式会社VARIEを設立。写真や企業向け映像も事業として開始し、創業以来現在まで7年連続で売上最高値を記録。
現在はもう一つの会社、株式会社FOOLを立ち上げ経営の他にも現場の撮影をしながら講師業やコンサルタントとして活動中。