行動行動まず行動!!フリーランスはとにかく動け!の具体的事例
ここ最近、かなりフリーランスという言葉が世の中に浸透してきていて、フリーランスに向けた記事や書籍が増えてきました。その中でフリーランスとして成功している方たちが口を揃えて言っている言葉が「行動」とか「とにかく動け!」というものです。でもこれって抽象的な表現で具体的にどうすればいいのか分からない人も多いかと思います。そこで今回はブライダル業界のフリーランスの場合、どのように行動していけばいいのかを書いていきますので、参考にしてみてください。
目次
本を読んで勉強する
本を読むことは知識の吸収はもちろんのこと、考え方や価値観も変えてくれます。本を読むことが苦手な人も大勢いるとは思いますが、慣れれば問題ありません。今私達が抱えている問題や悩みのほとんどは、過去に誰かが経験して解決したものです。その解決策や体験談が書いてあるわけですから、全てを自分で経験する必要がなくなり、むしろ本を読んでいなければ一つ一つ全てを経験しなければ分からないということになり、とても効率が悪くなります。また、知識の積み重ねはアイデアに変わります。アイデアが閃かない人は基礎知識が足りないだけなので、知識を吸収していけば良いアイデアが自然と思い浮かぶようになります。フリーランスは本を読んだり勉強することが苦手な人が大多数なので、逆に言えばそれを実行できる人になればそれだけで競合より有利になります。
成功している人と会う
既にうまくいっている人からの話が聞ける機会があるのなら、積極的に行くべきです。様々な人と会えば当然それぞれ言うことも違うので混乱したり困惑することもあるでしょうけど、共通点が見えてきます。その共通点だけを真似していれば大抵の人はうまくいきます。また、どのくらい努力したかという話や、努力の基準値が分かると、自分と照らし合わせたときに、如何に頑張っているつもりだったかもわかります。
分からないことはとにかく調べる
今はインターネットで調べれば何でもある程度のことはわかってしまいます。日常生活の中でも、ビジネスの中でも分からないことは毎日必ず出てきます。しかし、多くの人は「分からないことを分からないままにしてしまう癖」があります。この癖がついているうちはなかなか成長出来ません。知らないことや分からないことはすぐに調べる習慣を身につけることが大切です。インターネットで分からないことは専門家に聞いたり、本を読んだりして調べます。
メールやLINEはできる限り早く返す
メールやLINEの返信の早さは、ブランド力がないうちは特に気をつけることの一つで、信用に関わってくるところです。なるべく溜めないで、すぐに返信することを心がけておけば、信用も上がり、クライアントも安心してくれます。電話も出れないときは仕方ないにしてもなるべく早く折り返すことが重要です。相手に不信感を与えないためにも、可能な限り対応を迅速に行いましょう。
納期や請求書の期日は絶対に守る
納期は当たり前なので説明する必要はないと思いますが、請求書の期日を守れないフリーランスはブライダル業界では多いです。時間を守れないのもかなり印象を悪くします。また、入金の遅れや未払いも大幅に信用を落とす行為になりますので気をつけましょう。最初は一つ一つの積み重ねでしか信用は上がりません。
お金の管理を徹底する
今月いくらの売上があって、いくらの支出があるのか、年間ではどのくらい利益になっているのか、税金はどのくらいかかるのか。ビジネスをやっていく上で数字は切っても切れないものです。個人でも事業主には変わらないので、数字の勉強やお金の管理は日々行うようにしておきましょう。
自分の頭で考える
普通の人は自分の頭で考えることが苦手です。それは教育の結果で、幼い頃からみんなと同じ行動をするように教育されているのが日本人なので、あまり考えることの重要性を教わってこなかったというのも一つの要因です。しかし、ビジネスをする上で一番重要なことは自分の頭で考えることです。仕入れた情報も考える力がなければ知恵に変換できません。例えばInstagramで集客する方法も最初に思いついた人が圧倒的に有利なわけで、真似をする人が現れる頃には効果は半減していることでしょう。だからこそ、様々な情報を取り入れて自分の頭で考える能力を身につけることが大事なのです。
行動することと足を使うことは違う
行動しろ!動け!というと物理的に移動するイメージを持つ人も多いかと思いますが、これは間違いです。色んな場所におもむいて何かをすることが行動というわけではありません。家から一歩も出ないでも行動している人はしています。例えばWEB集客が良い例です。WEB集客をするのに外出する必要性は全くありません。ブログやSNSを毎日更新し続けることが何よりも重要なので、黙々と手を動かして作業できる人が「行動出来ている人」となります。
自分の意見を勇気を出して発信すること
自分が何者で何をしていて、どんな考えで何を目指しているのかなどを知ってもらうことで、自分自身にファンがついていきます。勿論アンチも生まれるのですが、それを恐れていても何も始まりません。あなたを信用してくれるファンを増やすためにも、思ったことを発信していくことが大切で、たとえそれが間違った内容だとしても後で訂正すればいいだけの話で、気にしていたらキリがないです。逆に他の人と同じようなこと、似たようなやり方をしていては、ただただその他大勢に埋もれていくだけです。誰からも注目されることはありません。
不必要な娯楽はなるべく避けて、自分にプラスになることに時間を使うこと
友人との飲み会や趣味、TV、漫画、ゲーム、何もしてない時間、無意味なネットサーフィン、Youtube鑑賞など、無駄なことに時間を使うのは勿体無いことです。特にまだ軌道に乗ってない時期や安定しているとは呼べない時期ならなおさらです。意味のあることに時間を使う習慣を身につけて、スピードを意識してやるべきことに没頭するべきです。ブログを書くのもSNS用の写真や動画を撮るのも習慣にしている人は習慣化できていない人よりも圧倒的にスピードが早いです。
競合調査を怠らないこと
そもそも競合がほとんどいない市場なら必要性は薄いですが、ブライダル業界に関してはどの市場も激戦区なのは間違いありません。ライバルが何をしていて、何をしていないのかを把握しておくと、自分が何をすれば有利になるのかを知ることができます。例えば競合が誰もPinterestに力を入れていないのであれば、じゃあ自分はやってみようといった感じです。それが上手くいくかどうかは勿論わかりませんが、上手くいく確信を持つまで待っていては遅いです。上手くいく確信を持つということは、大抵は誰かがやって成功したのを見たときです。それでは数年遅れてしまいます。
常日頃から疑問に思うこと
世の中は広告で溢れています。街を歩いてるだけで様々な広告を目にしますが、そこから学べることもたくさんあります。その他にも飲食店に行った時、美容院に行った時、病院に行った時など、疑問に思う習慣が身についている人は様々なことに興味を持つようになります。例えば飲食店なら、混んでいる店に入る時もあればガラガラのお店に入る時もあると思います。なぜこの店は混んでいるのか、なぜガラガラなのかを考えて自分なりに分析してみます。答えが分からない時もあるでしょうけど、店員や店長さんに聞いたりすれば色々教えてくれるでしょうし、勉強すれば分かるようになります。街を歩いていても、すぐにお店が潰れて入れ替わる場所とそうでない場所があったりします。視野を広く持って、多くのことに対して疑問を持つ習慣をつけておくと1年後にはとんでもない差が生まれます。ちなみに先程書いた不必要な時間も、この習慣が身につけた学びに変わることも多々あります。
圧倒的な当事者意識を持つこと
先程の話と似たようなことですが、どんなことでも他人事として捉えてしまっては何も生まれません。例えばニュースを見ていると政治のこと、事件のこと、スポーツのこと、芸能人のスキャンダル、株価、社会問題などが流れています。普通はただ見ているだけとなりますが、それを自分事のように捉えることができれば見方が変わってきます。自分ならどうするか、今まで政治のことはあまり知らなかったから調べてみよう。どうしてこんな事件が起きたのか、他に似たような事例が過去にもあったのか。この社会問題を解決するにはどうすればいいのか。色々考えられるようになると思います。過去に起きたこと、今起きていること、これから先に起こることについて自分できちんと考えて自分なりの意見を持てるようになるには、圧倒的当事者意識が必要なのです。
ブライダル業界の未来を予想する
自分の業界がどうなっていくのか、自分の職種は近い将来何か変化が起きるのか、長期的な未来を予想することは不可能に近いですが、1〜3年の短期であればある程度わかります。ブライダル業界の未来を予想するためには、世の中がどう変わっていくのかを予想できるようになればいいのです。今後、ブライダル業界は間違いなく変わっていきます。時代の変化を受け入れざるを得ない状況にあるのもそうですが、法的な面も公正取引委員会の介入で各企業がより気をつけるようになるでしょうし、ITやAIの導入も進んでいくことでしょう。こちらは関連記事ですが、私達なりのブライダル業界の今後についてまとめた記事です。『ウェディング業界のこれから先の未来はどうなるの?』
やるべきことはたくさんある。時間はいくらあっても足りない
このように具体的に行動に移すべきことはたくさんありますが、少なくともブログやSNSの更新は毎日のようにやるべきです。フリーランスのほとんどが集客に困っていますが、原因は簡単で、ブログやSNSが長続きしないからです。今ならYoutubeやPinterestもブライダル業界ではほとんどの人が手を付けてないので、やる価値はあります。ダラダラとしていても何も前進しません。短期集中で軌道に乗せることを繰り返せば、やりたいことはどんどん実現できます。
1985年生まれ33歳、東京都練馬区出身
日給1万円以下でアルバイトのビデオカメラマンとしてブライダル業界を経験し、結婚式場の販売価格と現場に払われる金額のあまりの差に疑問を持ち、一案件15000円〜40000円の下請け・孫請けの仕事で結婚式の現場に出ながらフリーランスとして活動を開始した。
25歳の時にFirst Filmというブランドで創業し、新郎新婦が自由な選択肢の中から好きなものを適正価格で選べるようになることを目指し、インターネットで直接選ばれる仕組みを構築。
売上は順調に伸び、2年後の27歳の時に株式会社VARIEを設立。写真や企業向け映像も事業として開始し、創業以来現在まで7年連続で売上最高値を記録。
現在はもう一つの会社、株式会社FOOLを立ち上げ経営の他にも現場の撮影をしながら講師業やコンサルタントとして活動中。